2日目午後:弘前/浅虫温泉
奥入瀬を抜けた後、弘前に行ったのにはワケがある。
前日の「鬼の館」で「鬼神社」なるものが弘前に存在することを知り、それを探しに行ったのである。
「鬼の館」での資料によると、祭られている鬼は開拓者であり、やせていた土地に突然現れ、村人の願いを聞き届けて農業用水を作って去っていったという。
だから、この集辺では節分でも「鬼は内、福は内」と言うという。
こんな面白い話はない…と早速実地を見にいたのだが、いかんせん「弘前市にある」という情報しかなく、市内地図にも載っていないために結局弘前市内で迷うことになってしまった。
結局、鬼神社を見るのはあきらめたのだが、せっかく弘前にきたので弘前城に行くことにした。
桜で有名な弘前城だが、天守閣は3層と、見た目は大したものではない。
これは本やテレビでよくみるアングルからの写真だが、⇒
広場からみるとこうなんだよね。ほとんど櫓。
これでも東北地方で江戸時代から唯一現存している天主であり、重要文化財である。
元々は5層の天守閣だったのだが、落雷で焼失してしまい、再建しようにも幕府の許可が得られなかったため、「櫓の造営」として申請し、許可を得たのだという。
どおりで櫓なワケだ。(笑
この日の夜は有名な「浅虫温泉」に入ろうと思っていたのだが、どこの旅館が日帰りOKなのか分からず、とりあえず道の駅によることに。
ところが、この道の駅「ゆ〜さ浅虫」は道の駅に温泉がついているものだったのだ。
これ幸いと「ゆ〜さ浅虫」で風呂に入っていくことに。すでに暗かったために景色は楽しめなかったが、昼間ならば風呂に浸かりながら海を一望できていいんじゃないだろうか。ちなみに入浴料は400円。
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