コンビニをフルに活用して捜索、日付も変わろうかという時間になってようやく目的の神社に着くことができた。
なんでそんなにこの神社にこだわるかというと、ここが「岩手」の起源だからなのだ。
昔、ここら一帯を荒らしまわった鬼がいた。この鬼が神様だか修験僧だかに捕らえられ、この三ッ石の大岩に縛り付けられたのだという。
そして、もうこの一帯では悪さをしないという証拠として、三ッ石に手形を残したのだそうな。
このことから、盛岡一帯は鬼の来ない地方という意味で「不来方(こずかた)」と呼ばれ、鬼の残した手形は「岩手」の名前の元になったということだ。
で、これがその手形がある(と思われる)面。
暗くて分からなかったが、こんな夜中にしかも神社の中で通りすがりに手形の場所を教えてくださった地元のおじいさん、ありがとうございます。
1枚目の写真では右半分がその岩なのだが、岩の中の光る部分しか写っていない。
境内に飾られている、手形の絵。(1枚目の写真の左側に写っているお堂にある)こういう形で手形がつけられているようだ。
ところが、これがまた大失敗。車1つ通れるかどうかという山道を延々と行くハメに。
行き止まりかと思ったら両脇の草が生い茂って道を覆っているだけだったり、「熊に注意」の立て札に頻繁に出くわしたり、1日目同様の超ノロノロ運転で道の駅「はやちね」に到着。
さすがに疲れてすぐ寝てしまったと。