キリストの生涯における空白の十数年間を日本で修行していたと説明しているのはまだ許せるとしても、身代わりとなって処刑された弟の名前がイスキリっていうのは…。(笑
イエスキリストを略して「イスキリ」ですよ、奥さん。怪しさ爆発。
なんてったってお供え物に数珠はお門違いなのでは?とか思ったり。
まあ、それはおいといて。
とにかくそういうことで、この十字架は後から付け加えられたもの。
キリストの墓の真偽はおいておくとしても、この新郷村というところは偶然とは思えないミステリが多い場所なのである。その一部を伝えるのが、十来塚の近くにある「伝承館」。観光客相手のミニ博物館といった様相を呈してますが。
キリスト、ユダヤと新郷村との共通点、後述の「大石神山」などに関することが展示してあった。
特に、生まれた赤ん坊の額に魔除けとして十字を書くという風習(この村が隠れキリシタンの里だったとかそういうことではなく)。人形を見たときに背筋がゾクッときた。
ちょっとこの写真では見にくいのでご勘弁を。
どう考えてもこじつけっぽい弟の名前や、一部の強引な解釈など、明らかに受け入れがたいものもあるが、この村が外国からなんらかの影響をうけたのではないだろうかと考えさせられる。
それにしてもこの村、キリスト教弾圧時代をよく生き残ったものだと思う。額に十字なんて、どう見てもキリシタンっぽいじゃん。