久々更新の第4回。今回は石巻に行ってきました。
仙石線陸前山下駅前。改札を抜けると目の前にあるのが、風月堂。
何で有名かというと、100種類以上もあるアイスの数々。メインコンセプトは、宮城県の特産品をアイスに加工して売り出そうというものであるが、そんだけ種類があれば名品、珍品いろいろ存在するワケで。
とりあえず今回は、んね氏の学会の送迎ついでにやってきたyosh氏と共に買ったアイスと、以前買ったことのあるアイスの紹介を。
とりあえず、これが今回買ったアイス。
上側左から、「さつまいもアイス」「さんまアイス」「ひまわり愛すちゃん」、下は左から「インドカレーアイス」「トマトアイス」。
もちろん普通の材料を使ったアイスもあって、それらはかなり美味しいのだが、このページの趣旨としてはこの辺を買わないと。
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左はインドカレーアイス。「カレーアイス」という絶妙なネーミングセンスに加え、食べた瞬間のほんのりした甘味と、飲み込んだあとに口の中に(結構長く)残るカレーの辛味の2つを味わえる一品。 ちょい甘→辛→甘→辛→甘…というローテーションを堪能できるが、最後に残るのはどうあがいても「辛」であることに注意。次のアイスの味もわからなくなります。
右はさんまアイス。昔は「生臭いチョコアイス」というわけのわからんものだったが、どうやら改良されたらしく、臭みが消え、ブランデーのほんのり効いた普通においしいチョコアイスとなっている。さんまの身かと思われた固まりはナッツであるということが判明し、さんまはすり潰された後ブランデーと白ワインでじっくり煮込まれ、アイスと一体化しているために、さんまらしさのカケラもない。
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左はさつまいもアイス。確かに、さつまいもをふかして裏ごしした、あの茶巾絞りのような味がする。が、なぜか粉っぽい食感だったのはなぜだろう。裏ごししたさつまいもを練りこんであるからだろうか。カタログによると、食物繊維たっぷりらしい。気持ち悪いくらい紫色である。
真ん中はトマトアイス。これでもかといわんばかりにトマトである。アイスではなく、シャーベットであるが、トマトピューレをまろやかにして、砂糖を加えればこんな味になるに違いない。甘くないけど。
右は「ひまわり愛すちゃん」こと、ひまわりアイス。ひまわりの里、三本木道の駅でも売っており、本サイトでは既にそこで紹介済み。香ばしい風味で、そこそこの味である。
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参考までに、さんまアイスのパッケージ。主要混合物という表現がひっかかるところではあるが。
微妙な表現といえば、「あわびアイス」の紹介文。「酒蒸しにして醤油だしに漬け込んだアワビをご飯に炊き、それをジェラートに仕上げました」とのこと。・・・どういうことだ?
まあ、そんな微妙なアイスも多いことながら、普通の材料のアイスは本当にウマイ風月堂。では、今回買っていないが、今まで買ったことのあるアイスの紹介を。
「フラゴーラアイス」:イチゴ(イタリア語でフラゴーラ)ジェラート。むちゃくちゃウマイ。
「味噌ラーメンアイス」:味噌アイスだけでも微妙な味なのに、ラーメンの粒が入っていて歯にはさまる。
「ささにしきアイス」:甘味を抑えたバニラといった感じの、風月堂の主力製品。ササニシキを牛乳と生クリームでじっくりと炊き上げ、なめらかな口当たりに仕上げているらしい。
「納豆アイス」:アイスそのものはおいしいのだが、ひきわり納豆の粒が入っており、口のなかネバネバする、そんな食感。ササニシキアイスと一緒にどうぞ。
「ビールアイス」:ビール嫌いならまず口もつけない、お酒弱けりゃ酔った気になる。そんなビールそのまんまとしかいえない味の一品。
「ふかひれラーメンアイス」:まずかった。
「ラベンダーアイス」:のどから奥に入っていきませんでした。
こんなところだろうか。風月堂は今も次々と新しいアイスを開発中(今は鯨アイスらしい)。今後も目が離せない。
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