松島。日本三景の1つに数えられ、芭蕉があまりの美しさに俳句にできなかった、というエピソードでも有名な観光地です。
周りには五大堂、瑞厳寺などの名跡がありますが、そのなか、観欄亭の片隅にひっそりとこの碑があります。
「どんぐりころころ」。誰もが幼い頃口ずさんだことのあるあの歌・・・・・・・・。
入り口の立て札
松島海岸の道を歩いていたら脇にこんな札を見つけました。 公園内を通ってたら見つけられません。
どんぐりころころの碑・表
これがそれです。青木存義さんの作った歌詞が彫ってあります。
本来2番までなのですが、なんと幻の3番が存在しているといいます・・・・。後述!
どんぐりころころの碑・裏
青木さんはここ松島町の出身で、「さくら」「菊の花」などの童謡の歌詞も数多く手がけた人だったわけですね。
さて、誰もが知ってる「どんぐりころころの歌詞」って、こんなんでしたよね。
どんぐりころころ
1. どんぐりころころ ドンブリコ お池にはまって さあ大変
どじょうが出てきて 今日は ぼっちゃん一緒に 遊びましょう
2. どんぐりころころ よろこんで しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと 泣いてはどじょうを 困らせた
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青木さんの歌詞にはここまでしかありません。
しかし、彼の生家があった場所であり、全校で歌い継いでいる松島第五小学校には、
この小学校だけでしか歌われない幻の三番があるそうです。
3. どんぐりころころ 泣いてたら 仲良しこりすが 飛んできて
落ち葉にくるんで おんぶして 急いでお山に 連れてった
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優しい、温かみのある「完結編」になってますね・・・。
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